今日から配管のA先生による実習です。
Contents
配管施工に使用する道具の確認
まずはエスロン。接着剤です。乾燥して粘度が高くなっているものは液がびよーんと伸びます。これを「カゼひいてる」と表現するそうですが、ほんとでしょうか・・・。
ほかには、プライヤ・ウォーターポンププライヤ・やっとこ・モンキーレンチ(大)(小)・パイプレンチ・パイプカッター・パイプリーマなど、確認しました。
塩ビ管を接合する
テキスト92ページを見ながら、塩ビ管を接合していきます。
切断する
パイプカッターを使って管軸に対して直角に切断する。リーマで内外面のバリをとる
接合準備をする
乾いたきれいなウエスで差し口外面と受け口内面の汚れ、切粉をふきとる。継手の受け口長さを測り、赤鉛筆などで標線を管の差し口にマークする。
接着剤を湿布する
継手受け口の接着剤の湿布は、ストッパ部から入口に向かって薄く均一に円周方向に行う。管差し口の接着剤の湿布は、標線まで継手受け口よりやや厚く均一に円周方向に行う。
接合する
軽く差し込み、管軸を合わせて一気に差し込む。継手受け口はテーパになっているため、接着後すぐ離すと管が抜けだすので、夏1分・冬2分くらいそのままの状態を保つ。
はみ出した接着剤を拭き取る
はみ出した接着剤をウエスで拭き取る。接合後15分は、無理な力をかけずに静置する。
課題をやってみる
もらった図面からアイソメ図にして、材料の塩ビ管が何cm必要か、エルボがいくつ必要かなどを明記して、図面通りのものを作り上げます。作ったあとは、実際に水を流してみて水漏れがないかをチェックします。
こんなのができました。
画面下の方から水をいれて圧力をかけます。蛇口をひねって水が出てくれば成功!ということになります。今日は塩ビ管ですが、この後ほかの材質を使って配管の接合をしていきます。すべて、最後に水を流してテスト完了!という流れです。
さて、この塩ビ管の接合は接着剤を使うとはいえ、長い時間押さえておかなければならないので力がいります。全力で差し込んで、こらえてこらえて接合してみました。かなり汗をかきました。。
そして水を流してみると、おっ大丈夫かな?と思った瞬間、一か所管が外れ派手に水がブシャーと吹き出てきました!
みんな大爆笑で私は呆然です。力ないけど、しっかりくっつけたつもりだったのに・・・。今まで失敗らしい失敗をしていない私にとって初めての大失敗でした。今日の出来事で配管の苦手意識がばっちり身に着きました。
もともと不動産投資をするうえで「水廻りはプロに」という方針でしたが、ますますその思いが強くなりました。